この連休中に各地で開催されている成人式ですが、松戸市では本日の「成人の日」に合わせて開催されました。 例年は、来賓として会場に足を運んで、若人の清々しいエネルギーを直接感じながら式典に参加していましたが、今年はネット配信で式典の様子を拝見しました。 友だちが手話通訳者として会場で活躍している姿を見てちょっとうれしかったです。 ちなみに、昨年から成人年齢が18歳に引き下げられましたが、松戸市では20歳を対象に式典を開催していて、今年の成人式から式典の名称は「松戸市二十歳の成人式」となりました。 思い起こせば、私が議員になって間もないころに、市議会の場において「成人式とは如何にあるべきか」という議論が始まりました。 と言うのも、当時は、成人式の意義は「成人を自覚することにある」とのことで、市長、議長、教育長、選挙管理委員長が訓示のような話を述べる体で式典が行われていて、式典の壇上には来賓がずらりと並び、私もその壇上にいたのですが、開始時間になって緞帳が上がると、壇上の人数よりも客席の人数の方が少ない様子で、大半の参加者はロビーや会場周辺にたむろしている状況でした。確かに自分も二十歳の時に、当時の会場は市民会館でしたが、その口だったように思います。 そのような議論や検討を経て、現在は、実行委員会形式により成人が当事者となって式典の企画運営を行う、今どきの成人式となりました。当時を知るものとして時代の変遷を実感する行事の一つです。 雲一つなく晴れ渡った今日の青空のように、清々しく次代を担っていただきたいと期待しています。
by suematsu-hiroto
| 2023-01-09 15:23
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